「誇れる会社づくり」を、仲間とともに。――代表・猪野の原点とこれから
学生時代は野球一筋の青春を過ごしてきました。しかし、上には上がいて、野球で稼いでいくことに挫折しました。
大学で就職活動をした際、少子高齢化や地元での福祉の需要に目を向け、「これで独立しよう」と安易に考え入職しました。
しかし、勉強してこなかった自分には教養もなく、福祉の基礎もない。やる気のない上司、競争意識のない職場――やりがいもない。絶望感でした。
それでも、中途半端な学生時代とは決別したいという強い思いがあり、独立の夢は持ち続けていました。
そこから13年後、アビリティイズムを最高の仲間たちと立ち上げました。茨城県桜川市を拠点に、グループホームや短期入所、生活介護事業所を運営し、いちご農園やカフェ「A Coffee」などの新しい取り組みにも挑戦しています。
年功序列で評価され、若いという理由で制限され、やる気のない上司のもとで働く――そんな環境を経験したからこそ、もっと自分らしく、仕事に誇りとやりがいを持てる場所をつくりたい。その想いをかたちにしたのが、今のアビリティイズムです。
社員が能力(アビリティ)を発揮できるよう、業績に基づく評価制度をはじめ、髪型や服装の自由、夜勤なし、副業OK、希望休の制限なしなど、柔軟な制度を整えてきました。
これからも、利用者さんと職員の両方が誇りを持てる空間、職種、そして「誇れる会社」を、仲間と一緒につくっていきます。
代表猪野 達也